LIBRARY

カーテンで寒さ対策①「リターン縫製」で冷気をシャットアウト!

冬の寒さの原因の半分は窓!?

カーテンは見た目のおしゃれさや視線を遮る機能のほかにも、冬の室内を温かく保つための"断熱性"がとっても期待できるインテリアアイテムです!さらに吊り方の工夫ひとつで、その効果は大きく変わってきます!
ここでは寒い冬の対策に役立つカーテンをご紹介します。


冬の寒さの原因は『窓』から!?

カーテンはインテリアとしてのデザイン性や、外からの視線を遮ったりという役割はもちろんですが、窓面が大きいお部屋には断熱アイテムとしても有効です。

一般に、冬に室内から流出する熱の50%が『窓』から!と言われています。
せっかく暖めたエアコンの熱が逃げてしまわないためには、窓を覆って冷気を遮断するカーテンの存在が重要で、実は吊り方ひとつで大違い!なのです。
寒い季節に役立つカーテンの吊り方をご紹介します。

カーテンで寒さ対策その② では「スソたらし」をご紹介しています。

リターン付きカーテン!

寒い冬の断熱に有効なリターン縫製

リターン付きカーテンとは、室内側のカーテンのサイドを延長して、窓側のレールにかかっているカーテンの方まですっぽりと覆うカーテンです。

ドレープカーテンの両端を、窓側のレールまで伸ばして引っ掛けるのがリターン縫製です。こうすることで左右の隙間を塞ぐことができます。

こうすることで、
①ダブルで吊っているカーテンのサイドの隙間から冷気が入ったり、暖房の熱が逃げてしまうのを防ぎます。
②同時に、サイドからの光漏れも防ぎ、遮光性もアップします。
③レールの左右の開きから見えてしまうような、外からの視線もカットできます。

ちなみに夏は夏で、冷房の涼しい空気が逃げるのも抑えてくれるので1年通して役に立ちます。


どうやって使うの?

寒い冬の断熱に有効なリターン縫製

"リターン金具"とは写真のような小さなフックです。これを窓側(レースカーテン側)の輪っかに引っ掛けます。

とりつけるときは、
・「リターン金具」つきのカーテンレールであれば金具にフックを引っ掛けます。
・そうでなければダブルのレールの窓側にフックを引っ掛けて取り付けます。
(お持ちのレールに取り付ける後付のリターン金具もあります。)

リターンの幅はお使いのレールによってそれぞれなので、オーダーカーテンならではのちょっと特別なカーテンスタイルです。

ちなみにCotolierでは、リターン付き縫製でも特別なオプション料金等は設定していません。
通常のカーテンと同様の縫製代にてお作りさせていただきますので、お気軽にご相談ください。